突発性湿疹という病気を知っていますか?
赤ちゃんが突然高熱を出し、その後、熱が下がってから全身に発疹がでるという感染症です。
誰でも1回はかかる病気なんですが、赤ちゃんが突然、高熱を出して、初めての発熱というケースも多いので親は大変びっくりします。
今回は、そんな突発性発疹について紹介します。
突発性発疹とは?
突発性発疹はヒトヘルペスウイルスが感染することによって起こる病気です。
突発性発疹
生後4か月~1歳くらいの赤ちゃんがかかることが多く、38~40℃くらいの熱が出て、熱が下がると赤い発疹が全身に出るという病気です。
高熱が出る割には赤ちゃんの機嫌が良いことが多いという特徴もあります。
突発性発疹(とっぱつせいほっしん)ってなに?
生まれてから数か月以上たったころの子に、突然高い熱が出ます。そして、3日ほどで熱が下がると発疹が出てきます。発疹が出たら診断がつく病気です。
引用:東京都子ども医療ガイド 突発性湿疹
突発性湿疹、ウチの息子の場合
うちの上の息子の初めての発熱は突発性発疹でした。
(息子の場合)
息子は1歳になった頃に突発性発疹にかかりました。ある日の夜7時頃、突然40℃近くまで発熱したので夜間診療所に車で連れて行くことにしました。息子は発熱すること自体初めてのことで、しかも40℃近くの熱ということで大変驚き、心配しました。
お医者さんに診せたところ、
ということで、熱さましなどの薬をもらいました。
その後、1~2日たつと熱も下がり発疹がでてきたので、発熱の原因は突発性発疹だったんだなと分かりました。
発疹が出てからは、グズったりしてものすごく機嫌が悪くなって大変でした。
突発性発疹と赤ちゃんの機嫌
発熱中、機嫌が良いことが多いのですが、熱が下がり発疹がでると一転して不機嫌になることがあります。
ちなみにこの写真はうちの息子が突発性発疹になったときのお腹です。
赤い発疹が出ています。
発疹が出ても特に痒がる感じもなく、しばらくすると発疹はきれいになくなりました。
ちなみに、子供の発熱に対する備えについては、以下も参考にしてください。
突発性発疹は2回かかることもある
突発性発疹は通常は1回しかかかりませんが、赤ちゃんによっては2回かかる子もいます。
というのも、突発性発疹の原因となるヒトヘルペスウイルスは6型と7型の2種類あるからです。
ちなみに下の娘は、突発性発疹に2回かかりました。
(娘の場合)
下の娘は11か月頃に突発性発疹になり、その後、1歳頃になって再び40℃の熱を出しました。当時、突発性発疹は、1回しかかからないと思っていたため、驚いて病院に連れて行きました。
お医者さんに診せたところ、
という診断で、高熱が出た後、発疹がでてきました。
というわけで、
突発性発疹は2回かかることもある。
ということを、ぜひ覚えておいてください。
突発性発疹の詳細は東京都こども医療ガイド「突発性発疹」をご覧ください。
まとめ
突発性発疹は、赤ちゃんにとって、おそらく初めての発熱でしかも高熱になるので、親御さんは大変驚きます。
赤ちゃんが初めての高熱を出したら、突発性発疹かも・・・と疑いつつ、まずは落ち着いて、かかりつけのお医者さんにかかるようしてください。