赤ちゃんや子どもを車に乗せるには、チャイルドシートを着用させなければなりませんよね。
でも、そもそも何でチャイルドシートって必要なんでしょうか？
今回は、チャイルドシートの基本的なトコロから、チャイルドシートの種類までお話ししますので、チャイルドシート選びの参考にしてくださいね。
なぜチャイルドシートを着けないといけないの？
まずは、そもそものお話です。
それには、以下の２つの理由があります。
チャイルドシートを着ける理由
- 子供の命を守るため
- 法律で義務付けられているため
では、詳しく見ていきますよ。
知ってるよ！という人は読み飛ばしてくださいね。
チャイルドシートは子供の命を守るために必要です
チャイルドシートは、赤ちゃんや幼児の命を守るのために必要です。
もし、チャイルドシートをせずに事故にあったらどうなるのでしょうか？
（例１）お母さんが後部座席で赤ちゃんを抱っこしていた場合
事故が起こった場合、お母さんの腕では事故の衝撃に耐えられず、赤ちゃんはお母さんの腕を離れて前方に投げ出されてしまいます。
（例２）６歳未満の幼児が大人用のシートベルトをしていた場合
事故が起こった場合、大人用のシートベルトでは身体を固定できず、すり抜けて前方に投げ出されます。
おそろしいですよね。
赤ちゃんも幼児もチャイルドシートで、しっかりと固定しておかなければ事故の際、前方に投げ出されてしまうんです。
ですので、赤ちゃんや幼児が嫌がっても、安全のためチャイルドシートに乗せるようにしてください。
チャイルドシートを着用しないと交通違反です
チャイルドシートの着用しないと以下の交通違反になります。
幼児用補助装置使用義務違反
6歳未満の子供にチャイルドシートを着用させなかった場合、「違反点数は１点、罰金はなし」となります。
赤ちゃんや幼児にチャイルドシートを着用することは法律で定められているんですね。
ちなみに違反点数１点だけで罰金はありません。
Ｑ11 違反の点数や処罰のことなどを教えてください
幼児用補助装置使用義務違反は点数１点で反則金等はありません
（道路交通法施行令 －別表第１－）引用元：神奈川県警チャイルドシートＱ＆Ａ
チャイルドシートを着用させないと、白バイに違反切符を切られてしまうこともあるということです。
チャイルドシートは子供の安全のためが第一ですが、反則切符を切られる恐れもあるので、赤ちゃんや幼児にはチャイルドシートを必ず付けさせるようにしてくださいね。
チャイルドシートは３つの種類があります
さて、チャイルドシートと、ひとまとめに言ってしまっていますが、実はシートの種類は以下の３つがあります。
| シートの種類 | 対象年齢 |
| ベビーシート（新生児・乳児用） | 新生児から10か月頃まで |
| チャイルドシート（幼児用） | 1歳から4歳頃まで |
| ジュニアシート（学童用） | 4歳から10歳頃まで |
ベビーシートは、首や腰がすわっていない赤ちゃん向けです。
ベビーシートは車に乗っけるベビーベッドのようなイメージです。
チャイルドシートはいすに座れるようになった幼児向けです。
ジュニアシートは、大人と同じように車の座席に座れますが大人のシートベルトを着けるには身体が小さい子供向けという感じです。
Ｑ12 ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートの適応年齢をおしえてください
ベビーシート
首のすわっていない乳児を寝かせるタイプです。原則として後ろ向きに使用します。年齢の目安は新生児から生後10か月くらいまで。体格的には体重10kg未満で、身長70cm以下。
チャイルドシート
前向きのみで使用するものと、前向き・後ろ向き兼用タイプがあります。年齢の目安は１歳から４歳くらいまで。体格的には体重９kgから18kg程度で、身長100cm以下。
ジュニアシート
お尻の下に敷き、座高を上げることで３点式シートベルトをそのまま使用します。年齢の目安は４歳から10歳くらいまで。体格的には体重15kg以上で、身長135cm以下。引用元：神奈川県警チャイルドシートＱ＆Ａ
チャイルドシートは、シートの種類が３つあるんですが、３つとも買う必要はありません。
ひとつのチャイルドシートで、座る向きや座席の角度を変えたり、パーツを取り外したりして、ベビーシート → チャイルドシート → ジュニアシートという風にシートを変化させてずっと使えるものがたくさん売っています。
チャイルドシートを選ぶにあたっては、シートの種類が三つあって、どのように変化させて使っていくかという視点で見れば、チャイルドシート選びが分かりやすくなると思います。
参考にしてくださいね。
チャイルドシート、私の場合・・・
私が購入したチャイルドシートは以下の通りです。
（ウチの場合）
購入したチャイルドシートは、新生児から学童まで使えるタイプのチャイルドシートとジュニアシートの２つです。当初は、新生児から学童まで使えるタイプのチャイルドシートで赤ちゃんから学童まで使うつもりでした。でも、5～６歳頃になってくると、ちょっと手狭な感じがしてきたので、ジュニアシートを購入することにしました。
実際のところ、チャイルドシートは新生児から使えるものとジュニアシートの２つを使うくらいがちょうどいいと思います。
ちなみに、ジュニアシートは座席に置くだけで構造も簡単ですので、チャイルドシートと比べて値段も高くありません。
ジュニアシートは子供の体格にもよりますが、ちっちゃい子なら小学校低学年くらいまで使いますので、購入してあげたらどうかと思います。
Conbi（コンビ）で
まとめ
チャイルドシートの基本的なところを紹介しました。
チャイルドシートは子どもの命を守る大切なものです。
チャイルドシートは、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの３形態があることを考えて、子どもの年齢や体格に合わせて、よいものを購入してくださいね。
