赤ちゃん

【赤ちゃんのミルク】種類と形状で分類!乳幼児用とフォローアップミルク、液体ミルクなど

 こんにちは、もちゅこです。

 今日のテーマは、

ミルクの種類を分類!

 です。

 ミルクの基本的なところを知りたい方は参考にしてください。

 では、いってみよう! 

普通の粉ミルクとフォローアップミルク

 粉ミルクは、大まかには2種類に分類されます。 

 生まれたての赤ちゃんは乳幼児用ミルク

 少し大きくなったらフォローアップミルクということになります。

  •  乳幼児用ミルク
     生まれたての0か月から与えるミルクです。母乳に含まれる成分に似せて作られています。一般的にミルクと言えばこれのことです。
  •  フォローアップミルク
     9か月~1歳くらいから、離乳食がはじまる頃から飲ませるミルクです。離乳食だけでは取ることができないような栄養素もバランスよく配合されています。乳幼児用ミルクを卒業したらフォローアップミルクです。

 どのメーカーも、乳幼児用ミルクとフォローアップミルクの2種類のミルクを販売しています。

 乳幼児用ミルクフォローアップミルク
アイクレオバランスミルクフォローアップミルク
ビーンスタークすこやか つよいこ
明治ほほえみステップ
森永乳業はぐくみチルミル
雪印メグミルクぴゅあたっち
和光堂はいはいぐんぐん

 粉ミルクが入っているミルク缶は、大缶で、だいたい800g~900gです。

 大缶の値段は、各メーカーで量や成分も違うので一概には言えませんが、乳幼児用ミルクは1,700円から2,600円、フォローアップミルクは1,500円から2,200円というところです。

 乳幼児用ミルクよりフォローアップミルクの方がやや安価です。

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その他のミルク

 乳児用ミルクとフォローアップミルクの他に特別に作られたミルクがあります。

ペプチドミルク

 まずは、ペプチドミルクというミルクです。

 粉ミルクは牛乳から作られていますが、牛乳のたんぱく質は母乳とは成分が異なるので、アレルギー症状が出てしまう赤ちゃんもいます。

 そのため、 牛乳のたんぱく質をより細かく分解したペプチドと呼ばれる状態にしたミルクがペプチドミルクです。

 ペプチドミルクは、一般的なミルクより消化が良く、 アレルゲン性に配慮したミルクということになります。

 詳しくは、以下をお読みください。

 ペプチドミルク
 育児用ミルクの原料である牛乳のタンパク質は、母乳のタンパク質と全く同じではなく、ヒトにとって異種性を持つ抗原となります。このため、乳幼児によってはミルクに含まれる牛乳タンパク質によってアトピー性皮膚炎や下痢症などのアレルギー症状を引き起こす場合があります。
 牛乳タンパク質の異種性(抗原性)は、タンパク質分解酵素で加水分解し低分子化することによって低減することが可能です。このため、ミルクアレルギーの治療または予防の目的で、ミルクに配合する牛乳タンパク質を予め加水分解(酵素消化)した各種のペプチドミルク(タンパク質加水分解乳)が提供されています。
 タンパク質加水分解乳は『高度加水分解乳』と『軽度加水分解乳』に区別され、前者はミルクアレルギーを発症した乳幼児の治療のために、後者は両親や兄弟姉妹にアレルギー疾患の家族歴がある、いわゆるアレルギー疾患のハイリスク児など、牛乳タンパク質の摂取をひかえたい乳児に適したミルクです。(以下略)
引用:公益財団法人腸内細菌学会

 ちなみに、ペプチドミルクは、森永のE赤ちゃんあります。

特殊ミルク

 アレルギーを持った赤ちゃんなどを対象とした、特別に作られたミルクがあります。それぞれ、成分などに特徴がありますので医師等と相談して用いてください。

明治ミルフィーHP、エレメンタルフォーミュラ
森永乳業ニューMA‐1、MA-mi、ARミルク、ノンラクト
和光堂ボンラクトi

ミルクの形状

 ミルクの種類ですが、今度は、ミルクの形状によって分類したいと思います。

 ミルクの形状は主に3種類です。

ミルク缶に入った粉ミルク

 まずは、ミルク缶に入っている普通の粉ミルクです。

 ミルク缶に入った粉ミルクが入っていてスプーンですくってミルクを作ります。

 普段使いのミルクはこのミルク缶に入った粉ミルクを使用を使用します。

キューブタイプ

 ブロック状、もしくは棒状に固められた粉ミルクです。

 計量する必要がなく、ポンと哺乳瓶に入れれば使用できます。

お出かけするときなどはキューブタイプが便利!

 あと、お出かけする際は、お湯が必要です。

 授乳室などでお湯を調達するか、魔法瓶に熱湯を入れて持っていってください。

液体ミルク

 液体ミルクが日本で販売されるようになったのは、結構最近のことです。

 平成30年8月8日に厚生省の省令等が改正・施行されて以降は、いろいろなメーカーが液体ミルクを作っています。

 私の子どもが赤ちゃんだった頃にはなかったので、うらやましいなぁと思っています。

 液体ミルクの特徴は以下のとおりです。

  • 缶を開ければすぐに使用できます。
  • 常温でそのまま使用できます(熱湯の必要なし)
  • 長期保存が可能。
  • 災害発生時でも安心

 液体ミルクは熱湯で粉ミルクを溶く必要がなく、お出かけの際にも使用できます。

 特に災害が発生して、断水するとか、電気もガスも止まってお湯が湧かせないというようなときに、液体ミルクは役立ちます。

液体ミルクは災害に備えて、少し備蓄しておくことをお勧めします!

まとめ

 今回は、ミルクを成分や形状でざっくり分類してみました。

(ミルクの種類)

  •  乳児用ミルク
  •  フォローアップミルク
  •  ペプチドミルク
  •  特殊ミルク

(ミルクの形状)

  •  ミルク缶に入った粉ミルク
  •  キューブタイプ
  •  液体ミルク

 それぞれ、赤ちゃんの月齢や体質、そして、ミルクを飲ませる状況によって使い分けてみてください。

それでは今日も子育てを楽しみましょう! 

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もちゅこ
 こんにちは、もちゅこです。息子と5歳下の娘を育てる2児の母親です。まだまだ、子育て続行中です。私の経験も紹介しながら、子育てや生活に関するちょっとしたノウハウや解決法など紹介したいと思います。